目次
1 カアバ聖殿への道(アラビア半島の峡谷にあるマッカ;聖地としてのマッカ ほか)
2 カアバ聖殿の呼称(さまざまな呼称;その日本語訳)
3 カアバ聖殿の建造(概要;天地創造と天使のカアバ聖殿創建 ほか)
4 カアバ聖殿の事跡(黒石;イブラーヒームの立処(マカーム) ほか)
5 カアバ聖殿の感動(イブン・ジュバイル;イブン・バットゥータ ほか)
著者等紹介
水谷周[ミズタニマコト]
1948年、京都生まれ。イスラーム研究家。京都大学文学部卒業、米国ユタ大学中東センター博士(歴史)。アラブイスラーム学院学術顧問。日本にもなじみやすいイスラーム信仰の紹介を目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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j1296118
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地理的、心理的位置づけの話に始まり様々な呼称、ムスリム伝承での建造・再建の歴史、各部の事績に史上の旅行者記録。 『聖地』の性格、キリスト教や日本の宗教伝統でのそれとの違いは確かに先に述べておいて貰わないとならなかった。 手も触れられない神聖な秘蔵物が中に在るという感覚はイスラームからは最も遠い。 ……はい、以前見事にそのようなものだと思ってましたよ。 「ちなみに巡礼後、持ち帰り用のザムザム水に関しては、航空機の荷物重量超過料金が無料扱いになる」は別に笑う所ではない筈なのにやたらと受けてしまった2014/12/26