ハーレクイン・プレゼンツ<br> 日曜生まれは可憐に―あの歌を憶えていたら〈3〉

ハーレクイン・プレゼンツ
日曜生まれは可憐に―あの歌を憶えていたら〈3〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784596004130
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

「ニックがお医者さまになって戻ってきたのよ」養母の口から出た懐かしい名前に、リンゼイの胸はきゅんとなった。赤ん坊のときから自分を育ててくれたヒルマン夫妻は、身寄りのない子供たちに家庭を与え、何人も社会に送りだしている。ニックはリンゼイが九歳のときに引き取られてきた。不幸を背負った少年はなかなか心を開こうとしなかったけれど、リンゼイはひと目見て、淡い憧れの気持を抱いたのだった。養父母たちから充分に愛情を受けながら、当時の彼女は、それでも自分には何かが欠けていると感じていた。同じような満たされない思いを少年の中にも発見したのかもしれない。いまや、ダークスーツに身を包んだニックには、ぼさぼさ頭のひょろひょろっとした少年の面影はなかった。じっと見つめられ、リンゼイは思わず頬を染めた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akiyuki_1717

1
生き別れになった兄弟の再会シリーズ三話目。一番下で生後八ヶ月で養子として引き取られたヒロイン。何不自由なく、プリンセスのように育てられ、中学教師になった。育ての両親は里親をくり返しており、ヒロインが11歳の時に出て行ったヒーローが小児科医となって帰ってきた。再会し一目で惹かれあうも、ヒーローは過去に囚われて、心を開こうとしないまま付き合いを進めようとする。ありがちなストーリーで盛り上がりも少なく、このページ数は必要ない感じ。先のⅡの兄の作品は良かったけど…最後の誘拐も犯人がそこまでする必要は無かったような2017/03/20

ぽしょ

0
大家族×2にかこまれ愛されているヒロインと、なかなか心の奥底を開けないドクター。仲良し大家族だから楽しそうだけど、なじめなかったら大変だな~と思ってしまいました。2012/02/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1924703
  • ご注意事項

最近チェックした商品