内容説明
『望郷』『舞踏会の手帖』『巴里の下セーヌは流れる』―戦前・戦後を通じフランス映画界に燦然たる輝きを残す名匠、日本初の本格的研究書ついに刊行。
目次
第1部 サイレント映画時代(処女作まで;アセルダマ血の代償(一九一九)
セルジュ・ルノーディエの再生(一九二〇)
ロックヴィヤール(一九二二) ほか)
第2部 トーキー映画時代(ゴルダー(一九三〇)
カイロの戦慄(一九三一)
巴里―伯林(一九三二)
にんじん(一九三二) ほか)
著者等紹介
小林隆之[コバヤシタカユキ]
1926年生まれ。鉱山技術者として会社勤務のかたわら長年映画関連の資料収集・研究を続け、とりわけデュヴィヴィエ関係の研究に従事。国立近代美術館フィルムセンターで行われたデュヴィヴィエ大回顧上映会ではフィルモグラフィ作成を担当。デュヴィヴィエの子息との交流も深く、デュヴィヴィエが監督時代に愛用したディレクターズチェアを贈呈された。2008年没
山本眞吾[ヤマモトシンゴ]
1951年生まれ。編集者・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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