内容説明
ピカソ、ローランサンが美術、コクトーが台本、シャネルが衣裳をデザイン制作、ストラヴィンスキー、サティが新曲を書き下ろし、ニジンスキーの跳躍が伝説となった―。奇跡のバレエ団、バレエ・リュスの全貌。
目次
第1章 バレエ・リュス 奇跡のバレエ団
第2章 天才を集める天才 セルジュ・ディアギレフ
第3章 スターたち・振付家たち
第4章 全作品紹介
第5章 美術家たち・音楽家たち
第6章 ディアギレフ死後 アフター・バレエ・リュス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Naoko
3
写真から伝わってくるニジンスキーの艶かしさ!実際に踊りを見てみたかったです。2014/03/17
はるまき
2
バレエ・リュスを知ろうとすればするほど、その偉大さを思い知りなかなか実像を掴めない。本書は全6編のシンプルな構成と緻密な研究から成る、その名のとおり、その魅力のすべてが《具体的に》、目一杯詰まっていた。全作品紹介では原作、初演、音楽、指揮、振付、美術、台本、出演がすべて詳細に明記されており、何度も頁を繰っては戻りした。また、バレエ・リュスに関わった多くの音楽家・美術家たちについても、それぞれの個人が点から線で結ばれていった過程が見え、20世紀初頭パリの芸術世界を体系的に理解する大きな一助になった。2014/04/11
三鷹台のすずめ
0
力作。写真が多数。天才ディアギレフ。2017/03/25
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- 和書
- 妖怪時間で三年間




