出版社内容情報
芳年などの美麗な錦絵と、明治新時代のジャーナリズムが結合した錦絵新聞の精華。東京日々新聞と郵便報知新聞の全作品を初の書籍化。
内容説明
庶民的ジャーナリズムの幕開けを飾る美麗かつ素朴なメディア―錦絵新聞。その最も重要な作品群である二紙を、リッケンコレクションより最高の印刷技術で初の書籍化。
目次
錦絵版東京日々新聞
錦絵版郵便報知新聞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっぱれ
2
痴情の果ての殺人、借金を断られての逆恨み…時事ネタや貞女、孝行した話もあるが、当時の人々も虚実ない交ぜの、ショッキングなゴシップを好んだようである。2014/06/07
めっちー
0
るろ剣で興味を持った錦絵の美術展に行って、そこで買ってきた本。殺人の話題が一番多いですが、孝行モノや、幽霊、三つ子等もあります。解説もあり、萩の乱など、歴史的な事件ものってるので、明治初期の日本が少しわかるかもしれません。絵も躍動的でいい。2008/01/31
