幕末三舟伝

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  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336049841
  • NDC分類 281
  • Cコード C0023

内容説明

江戸無血開城の立役者・海舟の智、泥舟の意、鉄舟の情。武道と禅の修養が江戸百万の市民を救う。明治元年春、百万の江戸市民を戦火の危機から救い出した三人の幕臣、勝海舟・高橋泥舟・山岡鉄舟(三舟)の、維新前夜の死を賭した活躍を生き生きと活写。

目次

勝海舟と来島恒喜
剣禅一致の猛修行
夢幻裏の槍術試合
春風館の立切試合
命がけの宮島談判
剛骨の壮士松岡万
槍一筋の伊勢守
浪士組の清川八郎
横浜港の焼き討ち計画
誠忠の人高橋泥舟
復活した海舟、泥舟
海舟、鉄舟の初対面
虎穴の入る好丈夫
伊地知正治の作戦
南洲、海舟の初対面

著者等紹介

頭山満[トウヤマミツル]
1885~1944。アジア主義の立場でナショナリズム運動をおこなった思想家・政治家・実業家・篤志家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Shinichi Domae

3
幕末の旗本 勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟の3人を合わせて幕末三舟と呼ぶ。 この本は江戸城開城前の三舟と西郷南洲隆盛の4人の言動を記した本である。 著者の頭山 満は幕末の安政2年(1855年)の生まれ。 明治9年(1876年)に秋月の乱、萩の乱に呼応して投獄され、 翌年の西南戦争の時は獄中にいたため、西郷隆盛とともに戦えなかった。 それだけに西郷をはじめとする、日本の国難を命がけで救った 幕末の人物に対する思い入れが深い。 気構えのできていない大正時代の日本人を嘆き、 若い世代に日本の将来を託すべく、口述2012/12/23

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