講談社文庫
乱歩賞作家 黒の謎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 431p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062754637
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

誰にも言えない妻と自分だけの秘密/獄中の男に届いた一通の手紙/少女時代に受けた心の傷とは/竿も持たずに釣り場に現れた男に尾行されて―/ケースはそのままに、消えたバイオリンのありか/江戸川乱歩賞受賞作家によるアンソロジー第3弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユウユウ

49
それぞれの作家さんのファンの方にはたまらないかも。私は初読の方もいて、ちょっと切り替えが難しい部分もありました。2016/10/11

eeko

12
5人の江戸川乱歩賞作家の短編集。桐野夏生の『グレーテストロマンス』は『顔に降りかかる雨』の番外編だったとは。かなり前に読んだのでstory自体忘れてましたがミロと成瀬からうっすら思い出してきた。探偵の村上ミロシリーズは面白く『顔に降りかかる雨』→『天使に見捨てられた夜』→『水の眠り灰の夢』の順番でほんと面白かった♪野沢尚さんの『ひたひたと』はやはり以前読みましたが忘れてた。秘密を持つ5人が1人ずつ告白し合うはずでしたが野沢尚サンが急逝され未完。2人目の告白で終わってしまい5人全員が告白してない →→→2013/10/29

ロッシーニ@めざせ正社員

11
鳴海章「花男」→大きな事件の起こらない、静かな雰囲気だと思いました。 桐野夏生「グレーテスト・ロマンス」→まさかの夢オチ?少し後味の悪さを感じました。 野沢尚「ひたひたと」→私は結末を「主人公と息子は復讐の共犯者となった」と解釈しましたが、他の読者さんはどう思われるでしょうか? 三浦明博「声」→先の展開が読めてしまったけど、読後感は悪くないです。 赤井三尋「秋の日のヴィオロンの溜息」→とにかく、知識の量がすごい!等々力教授のキャラクターがいいですね。2012/12/07

きさらぎ

10
赤の謎に続いて読んでみたけど、正直がっかり。 「謎」を感じさせるのは、最後の赤井さんの作品だけ。 桐野さんは村野ミロシリーズの番外編、鳴海さんも「風花」の5年後という設定らしい。ミロシリーズを読んだのは随分前なので、成瀬の現状もなんでこうなってるのかわからないし、「風花」は読んでない。スピンオフ作品は、元の話を知らなくても楽しめるものであってほしい。 野沢さんと三浦さんはよかったけど、「謎」ではなかった。2014/07/25

あきつ

9
タイトルのわりに黒くも謎でも何でもない乱歩賞作家五人によるアンソロジー本。時間のムダ使いでした。…じゅういってん。2015/10/26

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