内容説明
邪悪な敵意を懐く侵入者等に対し、人類に好意的なる件の神々はここに勢揃いした…(「触手」)。オカルティスト、マイケル・リーが登場する「セイレムの怪異」「暗黒の接吻」、呪われた妖婦に魅入られた青年の悲劇「メデューサの呪い」、邪神イサカが醸す恐怖「幽遠の彼方に」他、独自の世界を築いたH・カットナーの作品を中心に、ラヴクラフトの死後、1937年~41年に発表された作品を集成。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Smith, Ordinary. Person.
2
ヘンリー・カットナーはかつて作家のエージェントとして働いていた経験から、多彩なジャンルで活躍していました。デビュー作である「墓地の鼠」はラヴクラフトの色が強かったことから、彼の代作では、とも噂されたそうです。3集は、カットナーのクトゥルフ神話代表作品である『セイレムの怪異』やラヴクラフトが添削したことで彼の色が加えられた『メデューサの呪い』など8編を収録。以下、コメントにちょっとだけネタバレありの各話感想。2022/08/28
あいうえ
1
これが近所の図書館にあると知ったとき俺は宇宙を呪った。だって、一月前あたりに自費で買ったんだから。でも街中にクトゥルフ本があるのはそれっぽくて好き。
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- 和書
- 京の子ども明日へのとびら