内容説明
伝説のTVドラマ『仮面ライダー響鬼』。ジャパネスクな伝奇と怪異の魅力あふれる作品世界を国文学、歴史学、民俗学、宗教学、生物学、神秘学など多彩な分野のエキスパートと作家、アーティストが一丸となって響き交わし、極め尽くす。
目次
巻頭口絵
ドキュメンタリー われらが響鬼の日々―「まえがき」に代えて
論考/エッセイ
小説 浅茅生の鬼
インタビュー
ブックガイド 響鬼から「拡げる/深める」読書案内
公募エッセイ 私の心に響いた響鬼
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黎雪
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仮面ライダーの話と気づかずに途中まで読んだ。2015/11/26
あぴゃぽん
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路線変更前の29話までの何に惹かれたのかや、どんな想像を膨らませたのかについて書いている本。視聴者側である人達が、こんな本を出す程の衝撃があったということですね。 #響鬼 2014/07/15
春夜
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先日テレビシリーズを見終わって最初に手にしたのがこれだった。後半は後半で平成ライダーとして楽しんだが、和、鬼、妖怪…個人的にも興味のある民俗学的モチーフが沢山詰め込まれていて夢中になった29話までについて、専門家の論考やインタビュー、熱いファンの公募エッセイなどが読めて、実に充実の内容だった。京極氏の『※この項、全部、まるごと嘘である』が地味にツボ。2013/09/24
偽者の真似
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[ #仮面ライダー響鬼 #鍛えてますから ]響鬼好きの響鬼好きによる響鬼好きの書物。この本を読めば誰も鬼になれるんじゃね?と錯覚させます!…て訳がありませんがね。余談ですけど、『けいおん!』みて音楽に目覚めました。て人は聞きますが、『響鬼』をみて音楽に目覚めました。て人はいるのでしょうか?2012/04/29
たけとり
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仮面ライダー響鬼の前期が好きな人、響鬼は全29話だよ派な人向け。民俗学や妖怪が好きな人が、仮面ライダー響鬼を見てどこが好きになったのかとか、贔屓丸出しの対談とか面白かった。仮面ライダーよりも鬼や妖怪話の比重が大きめなので、響鬼をきっかっけに鬼や妖怪に興味を持った人向けでもあるかな?今思えば、加門七海さんを知って、東雅夫さんの名前を意識するようになったきっかけはこの本でした。