- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 絵画・作品集(日本)
出版社内容情報
近年とみにその特異なデザインが注目されている大正期の謎の画家、小林かいちの繊細にしてゴージャスな世界を再現。
内容説明
経歴不明のまぼろしの画家、小林かいちの華麗な絵葉書・絵封筒作品の饗宴―京都を舞台に繰り広げられた過激にしてエレガントなアール・デコ世界を集大成。
目次
かいち絵葉書世界(様式としての嘆き―小林かいちの女性像;谷崎潤一郎とかいち;かいちを求めるひとびと;「大正ロマン」と小林かいち)
対談・記憶の中のかいち―残されたかいち封筒をめぐって
かいち絵封筒世界(小林かいちと平井房人;ビアズリーとかいち)
著者等紹介
山田俊幸[ヤマダトシユキ]
1947年生まれ。帝塚山学院大学教授
永山多貴子[ナガヤマタキコ]
1967年生まれ。郡山市立美術館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白黒豆黄昏ぞんび
7
近日購入予定。これは是非手元に置いておきたい。そして何度も眺めてうっとりしたいです。2013/01/19
kyhitsuji
2
出生地・生没年・国籍・性別不明で大正時~昭和初期に京都のお土産用絵葉書を描いていた小林かいちの画集。ほぼ忘れられた作家で2007年発売のこの本が小林かいち初の画集らしい。絵が大きく載っていてオススメです。バルビエに似ているかなと思った。今見ても色の使い方が斬新。十字架とモダンな着物姿の女性が泣く絵が多い。2015/05/04
まんま
1
アールデコのような、ビアズリーのような、伝統ある日本の版画のような。嘆く美女に、十字架、大胆な構図と散らばったモチーフ。はっきりした色使いも、淡いグラデーションも、浪漫に道あふれている。こんな封筒や絵はがきが、買えた当時がうらやましい。青い空の色が本当に美しくて心うたれる。2012/10/22
おみか
0
夢二さんは知っているものの実はかいちさんは初めて知りました。ちょっと切ない感じ物もがほとんどです。 2011/06/11
necoko19
0
★★★★2010/11/29