内容説明
釈迦仏の使者・法華経の行者の自覚のもとに、常に時代の荒波に立ち向かい、人びとを教化しつづけた日蓮聖人の手紙四通を収録。
目次
報ずべき四つの恩―四恩抄(大いなる悦び;法華経を説かせないように ほか)
報恩と師への諌め―善無畏三蔵抄(法華経こそ最勝;愚かな国王の寄進 ほか)
法華経身読の悦び―佐渡御勘気抄(身命を捨てる覚悟;石を金に変えたもの)
法華経進呈の約束―一谷入道御書(流罪の覚悟;報恩と仏道 ほか)
解説 法難と報恩(報恩の誓願;報恩をめざす智者の道 ほか)
著者等紹介
石川教張[イシカワキョウチョウ]
1941(昭和16)年生まれ。早稲田大学文学部卒業。立正大学大学院博士課程修了。元東京・本佛寺住職。東京立正女子短期大学副学長・教授。日蓮宗現代宗教研究所顧問。日本ペンクラブ会員。2002(平成14)年遷化(世寿62歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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