内容説明
病気に悩む信者への日蓮聖人のこまやかな心配りの手紙十通を収録。
目次
1 仏のはからい(病の人ほど仏になれる―妙心尼御前御返事(弘安元・八・一六)
法華経の正しさを証明―法華証明抄(弘安五・二・二八))
2 厄と功徳(日蓮にまかせなさい―太田左衛門尉御返事(弘安元・四・二三)
厄よけの釈迦仏像―日眼女釈迦仏供養事(弘安二・二・二))
3 法華経の人生(薄氷をふむ思い―新尼御前御返事(文永一二・二・一六)
故郷への思い―清澄寺大衆中(建治二・一・一一))
解説 法華経こそ最良の薬(病と厄と仏のはからい;法華経に生きる)
著者等紹介
石川教張[イシカワキョウチョウ]
1941(昭和16)年生まれ。早稲田大学文学部卒業。立正大学大学院博士課程修了。元東京・本佛寺住職。東京立正女子短期大学副学長・教授。日蓮宗現代宗教研究所顧問。日本ペンクラブ会員。2002(平成14)年遷化(世寿62歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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