目次
第1部 森は民族の情緒の源(檀君はオレオレカンバの子;白樺に残る騎馬民族の痕跡 ほか)
第2部 森は文明発達の影の功労者(朝鮮白磁の影の功労者は森だった;朽ちることも腐ることもない楮の韓紙 ほか)
第3部 森、文化的に持続可能な環境(森に対する文化的認識;持続可能な山林社会のモデル、松契 ほか)
第4部 森、国土の顔(韓国の森の本来の姿、落葉広葉樹林;農耕文化が変貌させた国土の顔、松の木の森 ほか)
著者等紹介
全瑛宇[チョンヨンウ]
1951年慶尚南道馬山に生まれる。高麗大学林学科、大学院を卒業し、米国アイオワ州立大学にて山林生物学の博士号を取得。1992年から『森と文化』を同僚たちとともに発行し、美しい森を探訪する行事を開催するなど、韓国の森の美しさと価値をすべての人々と共有しようという運動を繰り広げている。経済環境資源として認識されるだけであった森と木を文化の窓として解釈し直し、今日、森と木が文化教育福祉資源として認識されるよう献身した。1998年から「生命の森を育てる運動」に運営委員長として参加して山林運動の定着に一助をなした
金相潤[キムサンユン]
1967年、韓国ソウル生まれ・1992年、慶煕大学大学院森林休養学専攻修士課程修了。1997年、東京大学大学院農学生命科学研究博士課程修了。1997年~99年、ソウル大学林業科学研究所特別研究員。2000年、九州大学農学研究院訪問研究員。2001年~、韓国森林休養学会常任理事。現在、京都大学観光学部招聘教授
金順姫[キムスンヒ]
韓国の梨花女子大学通訳翻訳大学院兼任教授
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