内容説明
昭和三十三(一九五八)年から昭和三十六(一九六一)年までに刊行された長篇小説五作を収載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
10
恩田陸作品で紹介されていた日影丈吉作品がずっと読みたくて仕方なかったです。その日影丈吉作品が「真赤な子犬」であるとお答えしてくださったHANAさんとはらぺこさん、ありがとうございました。恩田陸作品の言及から幻想的なホラー作品かと思いきやまさかのとんでもないミステリー(笑)厭世家にも関わらず、なぜか議員秘書を務めているミステリー好きの青年、おきゃんなお嬢様、色々、体調不良な議員のドタバタ替玉作戦、そしてそこに絡む真赤な子犬を巡るとんでもない真実と駆け引きと殺人。ミステリー作品やガジェットにニヤリとしながらも2012/01/10
mnagami
0
やっと読了。乱歩的な猟奇的なものかと思っていたが、そうでもなかった。台湾を舞台にした作品はけっこう読みにくい。ちなみに新品で買うと一万円超え。図書館ありがたやw2015/11/21
shunkichi
0
M図書館。2014/07/16