内容説明
諸外国に翻弄される日本の政治・経済を論じ、その歴史的原因を探る表題作『独立の鎖』。「教えすぎないところに教育の本質がある」とする著者の教育観を端的に示す『教育のエッセンス』。また、「いじめ」問題に拍車をかける教育界や世論の現状を批判する『いじめ応援団の諸相』の合計三編を収録。長年にわたり教育に身魂を注いできた著者が、生命がけの情熱と揺るぎ無いBon Sens(良識)の追求をもって書き綴った、憂国の書。
目次
独立の鎖(アジアを翻弄するアメリカ資本;騙されやすい日本人;東京裁判の呪縛;国を滅ぼすマスコミの生態)
教育のエッセンス(如浄禅師の木履;「読み・書き・数える」ことと正しい歴史教育を;向上一路、千聖伝えず)
いじめ応援団の諸相(わが「ボツ原稿」;無関心こそ暴力;的はずれな議論;教育の原点に還れ;いじめのバージョン・アップ ほか)