内容説明
本書では、戊戌変法運動史という題目のもとに、政治面における洋務運動から、変法運動を通しての革命運動の流れを明らかにし、変法運動の内実をなす、学会、報刊、学堂の役割を明らかにし、その経済的背景、変法運動参加者、外国人宣教師達の影響を明らかにして行く。
目次
第1章 洋務運動から変法運動へ
第2章 変法運動と学会の設立
第3章 変法運動と報刊の設立
第4章 変法運動と学堂の設立
第5章 変法運動の社会経済的背景―特に湖南省を中心として
第6章 変法運動に参加した人々
第7章 変法運動に対する外国人宣教師の役割―アレンとリチャードの比較
第8章 変法運動から革命運動へ