感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
72
家族が点眼治療開始のボーダーラインになってきたようなので探してみた。著者の数々ある本の中で新しい一冊。40代の眼科医(著者)が70代の両親と会話をする方法で書かれているのでわかりやすい。「病気」「食事・栄養」「生活」「診察・検査」「目薬・治療」「手術・最新治療」の6章。『半年後までに緑内障患者の3人に1人が受診を中断し、1年後には60%しか通院していない』病気の正しい知識を知るとこれがどんな怖い結果をもたらすかよくわかる。点眼だけでなく、自分や家族にもできることがあると書かれているので予備軍にもおすすめ。2025/02/15
たまきら
37
地元で緑内障の病院といえば、この人のいる二本松さん。私も通院していますー主治医は違いますけどね。平松節全開、すごくぶ厚い本ですが、既存の本よりもわかりやすいのは、この一生付き合わあないといけない病気への心構えを語る口調がとても親身だからでしょうか。「眼圧を下げること」しか治療はない現状ですが、患者個人ができることはまだまだある、そう信じたいです。さあ、恐れすぎず進もうーそんな気持ちにさせてくれる一冊だと思います。2025/06/30
riko
4
「緑内障は99%失明しない」に先ずホッとしました。失明第1位の病気なので怖かったのですが、患者数があまりにも多いから失明率が低くても総数で1番になるんですね。MDスロープ(MD値ー20で生活に支障が出る)で進行予想を立てるという事を初めて知りました。6年前から眼圧を下げる薬を点眼していて…視神経が弱くて普通の眼圧でも支障がでると考えればなるほど腑に落ちます。ご両親共に緑内障で著者が眼科医、ご両親の疑問に答える形で進行するこの本は私の疑問にも答えてくれる解答書になりました。2025/06/30
Shinjuro Ogino
3
330頁の割に大著だが読みやすい。著者の両親(何れも緑内障の患者)が登場して、ユーモラスな会話で緑内障の説明がされる。詳細だが、例えば検査値MD、VFIが何の略語かとの説明が無いようなのは残念。本書で紹介されている著者のYoutubeにアクセスした。本人も自称しているがこれも長い。冗舌だが読むより分りやすいのでありがたい。 2025/03/18
シュウヘイ
1
緑内障を勉強するために一読 基本的なことが書かれているが、まだ理解するには至らず2025/05/19