八月十五日の天気図―海軍気象士官の手記 死闘沖縄ことぶき山

八月十五日の天気図―海軍気象士官の手記 死闘沖縄ことぶき山

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336040992
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

目次

第1章 海軍「巌」部隊
第2章 海軍気象部
第3章 菊水作戦
第4章 沖縄海軍地上部隊の崩壊
第5章 流浪

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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気象大学校出の予備学生から海軍少尉に任官した著者が、昭和19年夏に沖縄に着任してから福岡で終戦を迎えるまでの1年間をまとめた手記。自画自賛の面はあるにしても相当にパワフルというか優秀な人物だったようで、配備されたどこででも剛腕を発揮して結果を残している。戦後の活動については云々しないが、「沖縄で仲間たちと共に死ねなかった」という悔恨が著者を突き動かしていたのだろうと思えばあまり批判する気にもなれない。予備学生出身への蔑視、上層部の無為無策、貴族趣味など、海軍礼賛に陥っていない批判的な書き味も好感が持てた。2023/05/26

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