ショパンに飽きたら、ミステリー

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ショパンに飽きたら、ミステリー

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336038838
  • NDC分類 902.3
  • Cコード C0095

内容説明

シャーロック・ホームズのヴァイオリンの腕前、「楽聖」ベートーヴェンの探偵術、マザー・グースの不気味な魅力、ほとんどSM小説、ルブラン「三十棺桶島」、「オペラ座の怪人」の愛の声楽レッスン、ドビュッシーのオカルト世紀末etc.クリスティー、スタウト、ジャプリゾから横溝正史、赤川次郎、高村薫まで、熱烈なミステリー・ファンのピアニスト、青柳いずみこが解き明かす、音楽とミステリーの不思議な関係。

目次

探偵小説を買う女
ときには、妊婦のように―ポール・マイヤーズ『死の変奏曲』
寝る前に、必ずしめよう、姉の首―赤川次郎『昼と夜の殺意』
SMの法則―モーリス・ルブラン『三十棺桶島』
名探偵ピアノの腕前―高木彬光『魔弾の射手』ほか
ショスタコーヴィッチは、お嫌い?―由良三郎『殺人協奏曲ホ短調』ほか
ネロ・ウルフの食欲―レックス・スタウト『毒蛇』
サイレント・ピアノ―上前淳一郎『狂気 ピアノ殺人事件』
ハンプティ・ダンプティは塀の上―S・S・ヴァン・ダイン『僧正殺人事件』
六の和音―セバスチャン・ジャプリゾ『寝台車の殺人者』〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

5
ミステリ好きのピアニストによる読書エッセイ。赤川次郎からアーサー・マッケン、レックス・スタウトにバルザックとその趣味は幅広く、気取ったマニア臭さが無く、純粋にこういうミステリが好き!という感じで書かれているのにまず好感。けれど、それだけに終らずプロの音楽家ならではの視点と教養がしっかり下敷きになっていて、面白く読めました。2014/07/05

0
★1/22000/05/31

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