ゲーム理論からの社会ネットワーク分析―Social Network Analysis through Game Theory

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ゲーム理論からの社会ネットワーク分析―Social Network Analysis through Game Theory

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  • サイズ B5判/ページ数 328p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784274230899
  • NDC分類 331.19
  • Cコード C3055

出版社内容情報

ゲーム理論から社会ネットワーク構造を明らかにする!
▼社会ネットワーク分析とは
人と人が集まると社会が形成されます。人々には、家族であれば親子関係、婚姻関係、企業であれば上司と部下、同僚などの関係性がありあます。こうした関係はAさんとBさんの関係といった個々の関係を見るだけでは不十分であり、例えば、王族の家族関係は親子関係・婚姻関係の全体を見ることで、王位継承の争いをより深く理解できます。企業内でも、フォーマルであれ、インフォーマルであれ、誰と誰がより密な交流をしているかを全体として把握することで、企業内の派閥を確認でき、誰が出世しやすいかが見えてくるかもしれません。こうした個々の関係を超えた、集団や社会全体の関係、言い換えると、社会に存在する構造を明らかにする学問が社会ネットワーク分析です。

▼ゲーム理論
他方、人は意思決定を行う主体にほかなりません。家族内では、子どもは学校でどのような行動をとるか(勉強するか、部活に打ち込むか、遊びに徹するかなど)を決めていき、親も子どもをどのようにしつけるかについて意思決定をしていきます。企業内でも、社員はそれぞれ意思決定をしながら、企業全体のパフォーマンスが決まっていきます。このときに、自分の望ましさは必ずしも相手の望ましさと共通にはなりません。子どもは勉強したくないし、親は勉強をさせたい。部下はサボりたいかもしれないし、上司はもっと頑張ってもらいたいかもしれない。こうした状況では、相手の行動に依存して、自分の取るべき行動が変わっていきます。こうした状況は駆け引きのある状況と言え、このような状況を分析する学問がゲーム理論です。

経済学や社会学を専攻する学部学生をはじめ、理論的な社会分析に興味のある社会人を主な読者対象として、ゲーム理論とRを通じて、社会ネットワーク分析を学ぶものです。

目次

第1章 ゲームとネットワークの記号表現
第2章 ゲームとネットワークの記号表現の活用
第3章 閉鎖性とネットワーク
第4章 ネットワーク上の公共財供給と進化ゲーム
第5章 ネットワーク形成についてのゲームとペアワイズ安定
第6章 直接的なつながりの指標としての次数
第7章 間接的なつながりも含めた中心性
第8章 固有ベクトル中心性
第9章 ナッシュ均衡と中心性
第10章 社会関係資本と拡散中心性(三つの中心性の統合)

著者等紹介

藤山英樹[フジヤマヒデキ]
1995年京都大学経済学部経済学科卒業。2013年獨協大学経済学部国際環境経済学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。