出版社内容情報
“心”と向き合う、看護という仕事のために。
表情や感情の断片に表れた病気のサインを読み取り、患者さんとそのご家族に寄り添う看護という仕事。本書では、「心理学」をヒューマン・ケアの基礎と位置づけ、看護と心理の接点に注目しました。
長引くコロナ禍における心理的影響にも触れながら、看護学生が直面する日常の出来事を通して、心理学の基礎を修得できる看護学生向けのテキスト最新版。
内容説明
“心”と向き合う看護という仕事のために。表情や感情の断片に表れた病気のサインを読み取り、患者さんとそのご家族に寄り添う看護という仕事。本書では「心理学」をヒューマン・ケアの基礎と位置づけ、看護と心理の接点に注目しました。長引くコロナ禍による心理的影響にも触れながら、看護学生が直面する日常の出来事を通して、心理学の基礎を修得できるテキストです。
目次
第1部 心のしくみの心理学(感覚と知覚;記憶;学習;感情と動機)
第2部 心の発達の心理学(ライフサイクルと心の発達(1):パーソナリティの基盤をつくる(乳幼児期)
ライフサイクルと心の発達(2):広がる子どもの世界(幼児期・児童期)
ライフサイクルと心の発達(3)アイデンティティに悩む青年期
ライフサイクルと心の発達(4)転換期の中年期、円熟・総括期としての高齢期)
第3部 心の健康の心理学(性格―その発達形成とその人らしさ;性格と知能のアセスメント;ストレスと心の健康;カウンセリングと心理療法)
第4部 社会とのかかわりの心理学(対人関係;集団心理―個人と集団の相互作用プロセス;災害心理;文化と心、病)
著者等紹介
遠藤公久[エンドウキミヒサ]
日本赤十字看護大学教授。博士(心理学)。筑波大学大学院心理学研究科博士課程修了。研究テーマは「がん患者と家族のための心理社会的支援等」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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