内容説明
社会のなかで、人はどんなことを思うのか?人間関係、家族やジェンダー、教育とメディア、消費とマーケティング、職業、文化などのさまざまな現象を、身近な事例をもとに考える。
目次
序 「こころ」はどれほど社会的か
第1章 近代化と社会心理学の成立
第2章 社会心理学とファシズム―ドイツにおける社会学と心理学
第3章 「私」とは誰か
第4章 人間関係はむずかしい?
第5章 コミュニケーションの多様性
第6章 教育とメディア
第7章 ジェンダーステレオタイプと恋愛・家族関係
第8章 何をどう選び、消費するのか
第9章 職業生活とこころ―産業・組織心理学
第10章 「異文化」を知ることで育む人間力―文化心理学の試み
著者等紹介
佐藤典子[サトウノリコ]
千葉経済大学経済学部経営学科専任講師、社会科学博士(お茶の水女子大学)。慶應義塾大学卒、お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士。日本学術振興会特別研究員(DC及びPD)在籍時にパリ社会科学高等研究院に留学。単著:『看護職の社会学』専修大学出版局(2008年度日仏社会学会奨励賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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