内容説明
21世紀は、電子工学技術に支えられた光工学技術が大きく進展し、より高度な技術化社会を担うと期待されている。「光、電場、熱、磁場といった外部刺激と相互作用することによって、新しい機能を創出する色素分子」と定義される機能性色素は、光の時代を支える注目の材料である。本書では、機能性色素を理解する上で重要な光の性質から、実際の応用例までをやさしく解説している。
目次
第1章 光とその性質(光の基本的な性質;自然の光(太陽光)
人工の光 ほか)
第2章 色素分子と光(光の吸収;発光;光による電子移動 ほか)
第3章 機能材料としての色素(三原色色素;光→電気変換色素材料;電気→光変換色素 ほか)
第4章 光の時代を支える応用技術(太陽電池;半導体回路加工;光記憶媒体 ほか)