内容説明
国を超えた熾烈な知的競争が始まっている。社会を牽引する優れた人材を生む「教育の質」が問われている。いま大学が奮起しなければ日本の将来はさらに危うい。
目次
1 二一世紀の大学改革は何を目指すのか
2 大学は教養ある社会人を育成しているか
3 大学は質の高い専門家を養成しているか
4 大学は知見の創造者を育成しているか
5 大学は多様な人生設計を可能にしているか
6 政府は大学支援の責任を果たしているか
7 未来への志を育てる
著者等紹介
草原克豪[クサハラカツヒデ]
1941年北海道生まれ。東京大学教養学部卒業。1967年から1997年まで文部省に勤務。その間コーネル大学経営行政大学院留学、ユネスコ本部勤務を経て、文部省大臣官房人事課長、高等教育局担当審議官、生涯学習局長等を歴任。1997年から2009年まで拓殖大学北海道短期大学学長・拓殖大学副学長。現在は拓殖大学名誉教授。日本ユネスコ国内委員会委員、日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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