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魔法のホウキ

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  • サイズ B4判/ページ数 1冊(頁/高さ 35cm
  • 商品コード 9784309261874
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0071

出版社内容情報

はるか昔の秋の夜、月の光に明るく照らされた空から、マントをまとった人影がひとつ舞うように落ちてきました――。セピアの色調が微妙な陰影を紡ぎ出す、オールズバーグの至上の作品。

著者
C・V・オールズバーグ (オールズバーグ,C・V)
1949年、アメリカ・ミシガン州生まれ。ミシガン大学、ロードアイランドデザイン学校で彫刻を学ぶ。彫刻と絵画は、ホイットニー美術館や近代美術館に展示されている。『急行「北極号」』で1986年度コルデコット賞受賞。ほかに『ジュマンジ』(ほるぷ出版)など多数。

村上 春樹 (ムラカミ ハルキ)
1949年、京都府生まれ。早稲田大学文学部卒業。著書に『ノルウェイの森』(講談社)、『海辺のカフカ』(新潮社)、訳書に『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(白水社)、『西風号の遭難』にはじまるオールズバーグ作品など多数。

内容説明

はるか昔の秋の夜、月の光に明るく照らされた空からマントをまとった人影がひとつ、舞うように落ちてきました。乗っていたホウキが突然飛べなくなったからです。魔女が空へ戻った後、残されたホウキが動きはじめました。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

101
セピア色の繊細で陰影に富んだ絵。ファンタジックでユーモアも効いたストーリー。突然、空飛ぶ力を失った魔法のホウキ。野菜畑に落ちてきた魔女を助けたのは、ミンナという独り暮らしの女性。彼女の家で傷を癒した魔女は、お礼にホウキを置いていきます。飛べなくなってもホウキには、掃除を始めとする家事能力がありました。さらに学習能力も高く、ピアノ演奏までこなすまでに。ミンナにとってホウキはなくてはならない存在になりますが、迷信家の隣人はホウキを「悪魔の手先」と決めつけます。摩擦はだんだん大きくなって、ついに事件が起きます。2015/03/01

ひらちゃん

70
魔女の空を飛べなくなったホウキはミンナさんの家に置いていかれた。ホウキにも第二の人生(ほうき生?)があって安心。他の人になんと言われようとホウキと一緒のミンナさん。してやったりで最後はすっきり。落ち着いたセピア色が大人っぽい絵本です。2017/09/27

ひらちゃん

64
【再読】掃除好きなホウキ。我が家にも魔女が置いていってくれないかしら?たとえ飛べなくても魔法のホウキに居場所が出来て良かった。この絵がまた見たくなって再読です。2019/07/04

Rosemary*

62
【ファンタジー・フェスティバル】セピア色のイラストが物語ととてもマッチした秋の夜にオススメなお話です。ホウキから落ちた魔女を助けたミンナを手助けする飛べなくなったホウキ。一時はどうなることかと思ったが、ユーモア溢れる展開とラストにホッとしました。カボチャがたくさん描かれていてこの季節にもピッタリ☆2014/10/19

とよぽん

56
面白かった。セピア色の絵も素敵。ミンナ・ショウが機転の利くwidowだったというのが原題に結び付いた。まず、表紙が目を引く。大人向けの作品だろうか。2023/02/10

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