内容説明
著者は、ヴェーバー研究者として、教養学部の教師として、社会科学の古典を学ぶことの意味、そしてそれをいかに教えるべきかについて、一貫して問いかつ実践してきた。ヴェーバー研究の現状と今後を展望しつつ大学教育の在り方に貴重な一石を投ずる。
目次
序 ヴェーバーとともに40年
1章 社会科学の古典から、なにを、いかに学ぶか
2章 相互理解不能状況を超えて
3章 ヴェーバー『宗教社会学論集』を読む
4章 マックス・ヴェーバーとエミール・デュルケーム
5章 ヴェーバー研究の三段階と『経済と社会』の再構成
6章 日本「戦後近代主義者」(大塚久雄と丸山真男)の光と影



