内容説明
ヌサンタラ―(島々、島と島との間)は海と水を生きる場とする新しいネットワーキング型社会。二者関係の信頼に基づく「対」(ペアリング)の原理による新しい共生の道を提案する。
目次
第1部 ヌサンタラ世界に生きる(よく生きるネットワーキング社会;生活空間点描)
第2部 発展する国家の叫び(交差点のコミュニタスと権力;移り変わる人々;エスニシティのまとまり;国家経営のひずみ)
第3部 ネットワーキング社会システムを作る(寄生から共生へ;構成的権力の単位―世界単位の必要性)
著者等紹介
立本成文[タチモトナリフミ]
1940年釜山に生れる。1963年京都大学文学部卒業。1967年マラヤ大学客員講師。1969年京都大学東南アジア研究センター助手。1975年同助教授。1980年同教授、現在に至る。専攻は東南アジア地域研究
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 文楽吉田玉男