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サン・ジャンの葬儀屋

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048973090
  • NDC分類 953
  • Cコード C0397

出版社内容情報

"平穏すぎる町サンジャンでは、葬儀屋稼業もあがったり。そこに突然、人が死ぬ。葬儀の後、従業員のジョルジュとモロは霊柩車で墓地へ。だが、遺族とはぐれ道に迷う内、棺の死体に異変が!二人は事態を収拾できるのかなかなか墓地に辿り着けない霊柩車。仏新鋭作家が描く、墓堀人と""死体""の哀しく可笑しいコメディ"

内容説明

なかなか墓地にたどり着けない霊柩車“死体”に翻弄される墓堀人たち。フランスのさびれた小さな田舎町、サン・ジャン。平穏きわまりない日々が続く町では、誰もが天寿をまっとうする。次に死ぬべき最高齢の老婆もまだピンピンしている。おかげで葬儀屋“エドモン・ガングリオン&サン”の商売は、まさに瀕死の重症。ある日、とうとう死者がでた。久しぶりの葬儀がとりおこなわれ、従業員のジョルジュとモロは、霊柩車で墓地へと死体を運ぶ。ところが、行けども行けども墓地へはたどり着けない。遺族の車ともはぐれてしまい、海岸で夜を明かす二人。翌朝、疲労のため居眠り運転の霊柩車は、あやうく溝にはまりそうになり、棺から死体が投げ出される。その鼻からは血が一筋…。そんなことって?二人は事態を収拾できるのか。

著者等紹介

エグロフ,ジョエル[Egloff,Jo¨el]
1970年生まれ。ちいさなプロダクション会社で、テレビなどのシナリオ作家としてキャリアをスタート。処女作『サン・ジャンの葬儀屋』が1999年に出版されるや、ユーモア系作家のマルセル・エメや、映画作家のルネ・クレールに比肩する新進作家として各紙/誌で絶賛され、ベストセラーとなる。『Lire』誌が選ぶ1999年のベスト20にも選出された。いまもっとも旬のフレンチ若手作家のひとり
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ありんこ

5
単館上映のフランス映画をみたかのような・・・。葬儀屋のちょっとブラックユーモアあふれるトラブル。少ない会話の中に深いものがあって、印象に残る一冊です。2011/01/20

1
不思議なお話でした。起承転…までで止まったような、何とも言えない終わり方。2014/02/03

kinaba

0
序盤のちょっと壊れた限界集落っぷりの描写は好きだな2016/06/21

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