出版社内容情報
弁護士を巡る現代的課題と弁護士倫理を巡る最先端の諸課題について、31名の研究者・実務家が「いま」を叙述し、次世代へつなぐ論集
弁護士数の著増と弁護士像の多元化、法律事務所の法人化と巨大化、営利事業従事・広告の自由化、弁護士の不祥事多発と懲戒制度運用の混乱、隣接法律専門職の権限拡張、裁判のIT化――。
社会の変化に伴って劇的な変化が生じている弁護士について、第1部では弁護士の役割をめぐる現代的課題を、第2部では弁護士倫理をめぐる最先端の課題を、31名の研究者・実務家が論じた総合的な論文集です。
内容説明
弁護士をめぐる現代的課題と弁護士倫理をめぐる最先端の諸課題について、31名の研究者・実務家が「いま」を叙述し次世代へとつなぐ珠玉の論集。
目次
第1部 弁護士制度をめぐる諸問題(2050年の弁護士の姿を予測する;弁護士コミュニティの多様化とプロフェッション性;「弁護士の国際化」の現状と課題;組織内弁護士―弁護士のプロフェッション性をめぐる論点のクロスロード;若手弁護士が直面する諸問題 ほか)
第2部 弁護士倫理をめぐる諸問題(弁護士倫理の「これから」を展望する;弁護士依頼者関係と弁護士倫理―心理と環境;弁護士の「独立性」を巡る諸問題;弁護士の第三者に対する責任;弁護士の本人確認義務―地面師事案における弁護士の責任 ほか)
著者等紹介
〓中正彦[タカナカマサヒコ]
早稲田大学卒業。弁護士(東京弁護士会所属。〓中法律事務所)
石田京子[イシダキョウコ]
ワシントン大学ロースクール修了(LL.M、Ph.D)、早稲田大学法学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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