出版社内容情報
社会で受け入れられるAIの作り方を徹底分析!
リクナビ事件、Yahoo!スコア事件、破産者マップ事件、AIチャットボットや顔認識技術――。
深層学習などのAI技術の発展により、AIが社会の様々な場面で用いられるようになりました。同時に、AIの普及に伴って社会問題が生じ、AIを使った製品・サービスに対して、法律には違反しないものの、倫理的に問題があるとして、社会から厳しい批判がされるケースも増えています。
これらの問題に対応するため、日本や諸外国の政府や民間団体は活発な議論を行い、AI倫理原則を定めています。
本書ではこれらのAI倫理原則を体系化して、AIとデータに関する倫理(AI倫理)の基本的な考え方と実際の事例を整理します。実際の失敗事例を数多く検討することで、同じような失敗を避けることにもつながります。
ソニー、日本マイクロソフト、メルカリ、富士通の担当者の方による取組みの紹介など、AIを使った製品・サービスを社会に提供する企業の方も必読です。
内容説明
社会で受け入れられるAIの作り方を徹底分析!判断枠組みを理解して、AI倫理原則を手がかりに実際の事例を検討するソニー、日本マイクロソフト、メルカリ、富士通の取組みも紹介。
目次
第1章 倫理の判断枠組み(倫理とは何か;倫理についての判断枠組み)
第2章 各国のAI倫理原則(AI倫理原則の世界的動向;AI倫理原則に見られる共通点)
第3章 AI・データ倫理が問題となった事例(人間の尊重;公平性 ほか)
第4章 AI倫理に対する企業の取組み(AI倫理に関するソニーの取組み―クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす(ソニーグループ株式会社法務部法務グループ 有坂陽子)
マイクロソフトの責任あるAIの取組み(日本マイクロソフト株式会社業務執行役員政策渉外・法務本部副本部長 弁護士 舟山聡) ほか)
著者等紹介
福岡真之介[フクオカシンノスケ]
西村あさひ法律事務所パートナー弁護士。ニューヨーク州弁護士。1996年東京大学法学部卒。2020年~経済産業省「AI社会実装アーキテクチャ検討会及びAI社会実装ガイド・ワーキンググループ」委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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