ちくまプリマー新書<br> 食卓の世界史

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ちくまプリマー新書
食卓の世界史

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480684653
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0222

出版社内容情報

地理的条件、調理技術、伝統、交易の盛衰、権力の在り方――。「料理」を通してみると、歴史はますます鮮やかに。興味深いエピソードと当時のレシピで案内する。

内容説明

地理的条件、調理技術、伝統、交易の盛衰―「料理」を通してみると、歴史はますます鮮やかになる。古今東西の英雄から、時には庶民の食卓まで、興味深いエピソードと歴史的なレシピで案内する。

目次

1 ハンムラビ―古代メソポタミア野菜の「三本柱」
2 アレクサンドロス三世―食事は質素で大酒飲み
3 ネロ―絶滅危惧種最後の一本
4 楊貴妃―茘枝は幼少期の味
5 ハールーン・アッ=ラシード―食は市場にあり
6 バシレイオス一世―古代から中世へ
7 チンギス・ハン―「赤い食べ物」「白い食べ物」
8 マルコ・ポーロ―大旅行家が観察した食事情
9 コロンブス―近世の食卓へ
10 エルナン・コルテス―「コロンブス交換」の時代
11 スレイマン一世―多様な遺産を継承するオスマン帝国
12 カトリーヌ・ド・メディシス―「伝承」の真実
13 ルイ一四世―洗練されたサーヴィスの確立
14 フリードリヒ二世―コーヒーではなくビールを飲め!
15 リンカーン―感謝祭とクレオール料理
16 コナン・ドイル―大英帝国のカレー
17 夏目漱石―一生にして三食を経る
18 マクドナルド兄弟―ファストフードの誕生

著者等紹介

遠藤雅司[エンドウマサシ]
歴史料理研究家。2013年から世界各国の歴史上の料理と音楽を再現するプロジェクト「音食紀行」をスタートさせ、実食イベントやレストランとのコラボレーション、テレビ番組への料理提供などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえぽん

45
歴史料理研究家が歴史上の人物にまつわる食事を紹介した意欲作。ハンムラビからマクドナルド兄弟まで、個々のエピソードも興味深いが、マクロの食材や調理法の伝播の歴史も垣間見られる。パクス・モンゴリカによる陸路を通じたダンプリングの伝播があれば、海洋経由のコロンブス交換という旧・新大陸間の作物の相互交流もある。コーヒーのフランスやドイツでの受容と外貨流出による禁令の歴史もある。19世紀英国式カレーが残るのは日本らしいが、近年日本のカレー一般をカツカレーと英国で呼んでいるが、実は19世紀英国式カレーの末裔なのかも。2024/04/12

よっち

33
古今東西の英雄から時には庶民の食卓まで、地理的条件、調理技術、伝統、交易の盛衰なども踏まえた興味深いエピソードと歴史的なレシピで案内する一冊。古代メソポタミア野菜の三本柱、食事は質素で大酒飲みアレクサンドロス三世。楊貴妃やハールーン・アッ=ラシード、チンギス・ハンが食べていたもの、マルコ・ポーロ、コロンブス、コルテスといった大航海時代から、リンカーン、コナン・ドイル、夏目漱石からマクドナルドまで、なぜその料理が当時流行ったのか、特別な料理になった理由から珍味までなかなか興味深く読める一冊になっていました。2023/12/07

雲をみるひと

24
歴史上の著名人たちの食生活、またはそれらの人物が生きた時代や場所の食文化をエッセイ方式で紹介した本。企画として面白いし気づきも多いのだが、強いて言えば個人の食生活を紹介するには情報不足であり、歴史としてみるには各論すぎる感じがした。作家や日記を詳細に書いている人物に対象を絞る、または時間経過や文化交流により食文化がどのように変化したかという視点を強調するなどの工夫がもう少しあってもよかったかもしれない。2024/02/14

ぽけっとももんが

11
おもしろいなぁ、ビザンチン帝国やハムラビ王、アレクサンドロス大王からマクドナルドまで、どんなものをどうやって食べていたのか。紀元前の食卓では酸っぱいものが多かった印象。日持たさせるために水に酢を混ぜた飲み物があったとか。その後香辛料やハーブが出てくる。甘いお菓子なのに肉が入ったり、想像できないようなものも多くて、食べてみたいと思うような思わないような。そしてわたしは今までマクドナルドを誰が作ったかそのきっかけなど考えたこともありませんでしたよ。マクドナルド兄弟ですよ、まんまやね。2024/03/22

てくてく

8
「プリマ―」分類の割には読みごたえがある一冊。古代から現代(マクドナルドやケンタッキーといったファストフード)までまんべんなく取り上げており、世界史の本としても面白い。ストイックなアレキサンドロス大王の宴会で提供された食事と安史の乱の際に楊国忠が玄宗皇帝に献上した胡餅が特に気になった。世界四大文明は文献が残っていることもあるけれど人と富が集まっただけあって食事も多様だったことがわかる。2024/01/05

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