出版社内容情報
地理的条件、調理技術、伝統、交易の盛衰、権力の在り方――。「料理」を通してみると、歴史はますます鮮やかに。興味深いエピソードと当時のレシピで案内する。
内容説明
地理的条件、調理技術、伝統、交易の盛衰―「料理」を通してみると、歴史はますます鮮やかになる。古今東西の英雄から、時には庶民の食卓まで、興味深いエピソードと歴史的なレシピで案内する。
目次
1 ハンムラビ―古代メソポタミア野菜の「三本柱」
2 アレクサンドロス三世―食事は質素で大酒飲み
3 ネロ―絶滅危惧種最後の一本
4 楊貴妃―茘枝は幼少期の味
5 ハールーン・アッ=ラシード―食は市場にあり
6 バシレイオス一世―古代から中世へ
7 チンギス・ハン―「赤い食べ物」「白い食べ物」
8 マルコ・ポーロ―大旅行家が観察した食事情
9 コロンブス―近世の食卓へ
10 エルナン・コルテス―「コロンブス交換」の時代
11 スレイマン一世―多様な遺産を継承するオスマン帝国
12 カトリーヌ・ド・メディシス―「伝承」の真実
13 ルイ一四世―洗練されたサーヴィスの確立
14 フリードリヒ二世―コーヒーではなくビールを飲め!
15 リンカーン―感謝祭とクレオール料理
16 コナン・ドイル―大英帝国のカレー
17 夏目漱石―一生にして三食を経る
18 マクドナルド兄弟―ファストフードの誕生
著者等紹介
遠藤雅司[エンドウマサシ]
歴史料理研究家。2013年から世界各国の歴史上の料理と音楽を再現するプロジェクト「音食紀行」をスタートさせ、実食イベントやレストランとのコラボレーション、テレビ番組への料理提供などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえぽん
よっち
雲をみるひと
ぽけっとももんが
てくてく