出版社内容情報
「法と経済学」の祖、キャラブレイジ理論のエッセンスを集約!
経済学が視野に入れてこなかった、「メリット財」をはじめ
「利他主義」「慈善」「非営利団体」、そして、「好み」「価値」といったテーマについて、
構想力とオリジナリティあふれる議論を縦横無尽に展開。
「法と経済学」を、巨人キャラブレイジを知るための必読書。
内容説明
キャラブレイジ理論のエッセンスを集約!経済学が視野に入れてこなかった、「メリット財」をはじめ利他主義、慈善、非営利団体、そして、好み、価値といったテーマについて、構想力とオリジナリティ溢れる議論を展開。「法と経済学」の祖、巨人キャラブレイジを知るための必読書。
目次
第1章 『法と経済学』および『法の経済分析』について―法律家の役割
第2章 メリット財について―商品化と命令化
第3章 メリット財と不平等問題
第4章 メリット財概論―個別の適用例と結びの考察
第5章 利他主義、慈善、非営利団体制度について
第6章 責任ルールにおける市場と命令との関係
第7章 無視された好み・価値観の問題
第8章 好みおよび価値観について―経済学がそれらについて語りうること
著者等紹介
キャラブレイジ,グイド[キャラブレイジ,グイド] [Calabresi,Guido]
1932年生まれ。1939年に両親とともにイタリアからアメリカ合衆国に移民。1953年にイェール大学経済学部卒業、1955年にロードスカラーとして、オックスフォード大学マグダレン校を卒業。その後、1958年にイェール大学ロースクールを最優秀で卒業。1958~1959年に連邦最高裁のH・ブラック裁判官の調査官を務めた後、1959年からイェール大学ロースクール教授。1978年に同スターリング教授。1985~1994年に同ディーン、現在、同ロースクール・スターリング(特別)名誉教授。同時に、1994~2009年は、第2巡回区連邦控訴裁判所判事(2009年以降は上席判事)
吉田邦彦[ヨシダクニヒコ]
1958年生まれ。1981年3月、東京大学法学部(一類“私法コース”)卒業。1981年4月から東京大学法学部助手。1984年10月から法政大学法学部助教授、1987年4月から北海道大学法学部助教授、1996年から同教授。2000年から同大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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