労災補償の行政審査と司法審査―職業病の医学基準と法学基準の実務的観察

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労災補償の行政審査と司法審査―職業病の医学基準と法学基準の実務的観察

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  • サイズ A5判/ページ数 266p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784335358272
  • NDC分類 364.5
  • Cコード C3032

内容説明

労災認定の可否をめぐる行政審査と司法審査の相剋。「働く人々の労災補償問題はこの方向で考えてはどうか」と労働災害の法理論の研究者、行政実務・法曹実務に携わる人々の問いかけ、検討資料を提供する書。

目次

1 労働災害(業務災害)補償の現況―厚生労働省の諸統計
2 労災の行政審査―医学事項と法学事項の視覚(制度上の請求手続;行政不服審査法に伴う審査制度の変容 ほか)
3 行政審査の医学事項と裁判所―業務上外・残存障害・治ゆ・再発の認定(業務上認定(職業性疾病)
治ゆ・障害・再発認定の骨格)
4 行政審査の法学事項と裁判所―受給資格・業務性・通勤災害・治療機会の喪失理論(非労働者の受給資格;業務性(業務上の事由) ほか)
5 労災民訴をめぐるいくつかの実務的課題―職業性疾病を中心に(因果関係;帰責事由(措置義務違反) ほか)
記録集

著者等紹介

中嶋士元也[ナカジマシゲヤ]
1944年青森県に生まれる。1974年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)。1977年より埼玉大学助教授、その後、東海大学、上智大学、放送大学、信州大学において教授として勤務し、2017年3月退職。この間2度にわたるミュンヘン大学客員研究員のほか、東京都労働委員会公益委員、厚生労働省労働保険審査会委員(常勤)などを経験する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぽん

0
法学基準と医学基準の相克、行政ルートと司法ルートの考え方の違いが興味深い。著者は法学・行政実務の側から記述しているが、やはり限界事例ともなると判断に迷った部分も垣間見え、そこが逆に好感を持てる。ひとつひとつの事例に向き合ってくのも骨折りだな/労災保険はあくまで事業者拠出で、生存権保障に基づく救済制度ではないとの考え方が、節々で見られる。裁判では看過されがちなとことか、帰責事由や過失相殺があるために司法では因果関係が緩く見えるとか、そんな風に解釈できるんだなと思った 2021/04/25

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