人をあるく
勝海舟と江戸東京

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  • サイズ A5判/ページ数 147p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784642067775
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0321

内容説明

戊辰戦争で両軍から厚い信頼を集め、江戸城無血開城を果たした勝海舟。咸臨丸で渡米した幕臣時代より、在野の巨人として影響力を及ぼした明治以降にいたる生涯を活写。海舟ゆかりの江戸東京の史跡を訪ね、実像に迫る。

目次

1 勝海舟の履歴書(誕生;剣術修行 ほか)
2 江戸の勝海舟(蘭学の師都甲斧太郎;長崎海軍伝習所時代の手紙 ほか)
3 東京の勝海舟(中村正直の海舟宛手紙;『陸軍歴史』編纂協力に対する礼状 ほか)
4 勝海舟の足跡を歩く(海舟ゆかりの地;海舟をめぐる人物展墓 ほか)

著者等紹介

樋口雄彦[ヒグチタケヒコ]
1961年静岡県に生まれる。1984年静岡大学人文学部卒業。沼津市明治史料館学芸員を経て、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授。博士(文学、大阪大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Tadashi_N

30
維新を乗り越えた勝海舟、それを支持する人たちと反対する人たちの痕跡が、都内に点在する。2019/01/05

ちゃま坊

16
今、勝海舟の墓所のある洗足池に勝海舟記念館を建築している。この地に暮らしていたことがあるので気になっている。東京に海舟ゆかりの地は両国、赤坂氷川神社、洗足池などがある。歴史の舞台としては赤坂が最も重要な場所だろう。訪ねて歩くガイドブック。画像資料多し。2019/06/09

マッピー

13
勝海舟の生涯をざっと紹介する第一章。江戸時代の勝海舟の業績を書いた第二章と明治の業績を書いた第三章からなっている。江戸を戦場にしないために奔走する。徳川慶喜の名誉を回復するために奔走する。食うに困った旗本を静岡に茶畑を作って働かせたのは有名な話だ。幕府を見捨ててさっさと朝臣に寝返った挙句に明治政府に頬りだされた人たちをも、頼まれれば何とかしようと一肌脱ぐ。江戸城無血開城以外はとんと歴史の中に名前を残そうとしていない勝先生。でも明治になってからの30年も、せっせと精力的に人と人をつないでいたのです。2018/12/30

Go Extreme

1
江戸を戦火から救った男: 江戸東京の救済者 軍事取扱の配下 尊攘派の人脈 謎のままの真相 勝海舟の履歴書: 剣術修行 蘭学と佐久間象山 長崎海軍伝習所に入門 咸臨丸で米渡航 神戸海軍操練所設立 勝・西郷会談 江戸城明け渡し 上野戦争 静岡藩での役割 薩長政府の中で 在野の巨人 明示の旧幕臣 コレデオシマイ 江戸の勝海舟: 蘭学の師都甲斧太郎 勝海舟をめぐる人 海舟の江戸弁 東京の勝海舟:海舟にすがる元旗本 六舟記 日本のビスマルク 洗足会 勝海舟の足跡を歩く:ゆかりの地 海舟をめぐる人物展墓 追悼・顕彰2024/08/26

武隈

1
勝海舟の家系や付き合いのあった人々など、江戸城の無血開城だけではないことをを改めて知りました。2014/03/01

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