内容説明
判例を精読し、3つのストーリーを書き分ける。司法試験の出題問題(平成18年度~平成29年度)を素材として、憲法上の権利を多角的に分析するための思考様式を習得し、優れた起案作成能力を身につけるための演習書。実践的な書き下ろしの起案例付き。
目次
2006(平成18)年度―たばこパッケージへの有害表示義務付けに関する紛争
2007(平成19)年度―まちづくり条例に基づく宗教団体の排除に関する紛争
2008(平成20)年度―インターネット上のフィルタリング・ソフトに関する紛争
2009(平成21)年度―大学教員の先端臨床治療に関する紛争
2010(平成22)年度―ホームレスの福祉受給権に関する紛争
2011(平成23)年度―インターネット上のストリート・ビューに関する紛争
2012(平成24)年度―政教分離原則に関する紛争
2013(平成25)年度―デモ行進と大学内における集会に関する紛争
2014(平成26)年度―観光地におけるタクシー事業免許に関する紛争
2015(平成27)年度―思想・良心に基づく採用拒否に関する紛争
2016(平成28)年度―性犯罪前科者の継続監視に関する紛争
2017(平成29)年度―外国人労働者をめぐる紛争
サンプル問題(2004年)文化事業奨励金をめぐる紛争
著者等紹介
渋谷秀樹[シブタニヒデキ]
1955年兵庫県加古川市生まれ。1978年東京大学法学部卒業。1984年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程満期退学。2013年博士(法学)(大阪大学論文博士)。立教大学大学院法務研究科(立教法科大学院)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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