内容説明
知財法に関する実務に役立つ情報や理論的に最先端の議論を口語で分かりやすく解説。多数の講演依頼のある著者が、重要なテーマを厳選して、講演録を体系的に編集。講演後の法改正や裁判例を付加した最新の情報を届けます。
目次
第1章 知的財産法総論
第2章 不正競争防止法
第3章 商標法
第4章 特許法
第5章 著作権法
第6章 その他
著者等紹介
田村善之[タムラヨシユキ]
1963年生まれ。1987年東京大学法学部卒業、同学部助手を経て1990年北海道大学法学部助教授。1999年北海道大学法学部教授。現在、北海道大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Haruka Fukuhara
10
書店で椅子に座って熟読してしまった。こんなことしていいのかな、と少し思ったけど、椅子も本もそこにあるのだから多分わるいことは何もしていないはず。なお刑法の小林先生のライブ講義とは関係のない本だった模様。講演をまとめたもので、2012年の出版だが初出はそれ以前のものがほとんど。著者自身認めている通り、講演なので無駄な部分も少なくなく冗長とも言いうるのだろうが、すごく読みやすく高度な議論についていきやすいのはありがたい。半分か3分の1くらい読んだけど、この一冊をしっかりと読み込めば知財通を名乗ってもよさそう。2017/07/18
fukurou3
1
題名だけ見ると知財法の入門講義のようだが、中身は各トピックについてかなり掘り下げた内容となっており、ある程度の前提知識が必要。2012/08/16