出版社内容情報
特許権者・被疑侵害者各々の立場から、紛争時に押さえておくべきポイントを、平易かつ臨場感を持って解説。初版刊行後に行われた改正および最新判例に言及して改訂を行う。
内容説明
本書は、知財・法務担当者向けに、警告・交渉段階から訴訟までの紛争全体の流れを俯瞰した上で、各段階の主張立証のポイントをわかりやすく整理したものです。無効審判請求や取消訴訟の進め方についても解説しています。
目次
第1章 特許侵害訴訟の実相
第2章 特許の権利範囲の解釈
第3章 特許の有効性をめぐる争い―無効の坑弁
第4章 その他の坑弁の種類
第5章 損害賠償等の金額請求をめぐる争い
第6章 無効審判・異義申立てと訂正制度
第7章 審決・取消決定取消訴訟の概要
著者等紹介
飯塚卓也[イイズカタクヤ]
昭和63年中央大学法学部卒業。平成2年弁護士登録(東京弁護士会)。平成8年~9年マックス・プランク知的財産権法・競争法研究所(ドイツ・ミュンヘン)で客員研究員として執務。平成9年ミュンヘン大学法学部修士課程修了。平成14年~令和2年東北大学大学院工学研究科非常勤講師。平成15年~現在岩手大学研究推進機構(現・研究支援産学連携センター)客員教授。平成22年~25年司法試験考査委員(知的財産法)
岡田淳[オカダアツシ]
平成13年東京大学法学部卒業。平成14年弁護士登録(第二東京弁護士会)。平成19年ハーバード大学ロースクール卒業。平成19年~20年Weil,Gotshal&Manges法律事務所(シリコンバレーオフィス)にて執務。平成22年~23年立教大学法学部非常勤講師。平成23年~現在青山学院大学大学院経営学研究科客員教授。平成27年~29年日本弁理士会特定侵害訴訟代理業務研修(能力担保研修)講師。平成29年~令和元年経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会」委員(作業部会主査併任)。平成30年農林水産省「農業分野におけるデータ契約ガイドライン検討会」専門委員。令和元年「スマートシティ分野アーキテクチャ検討会議」委員
桑原秀明[クワハラヒデアキ]
平成22年東京大学法学部卒業。平成23年東京大学法科大学院中退。平成24年弁護士登録(第二東京弁護士会)。令和2年コロンビア大学ロースクール卒業(フルブライト奨学生)。令和2年~現在Bird&Bird法律事務所(ミュンヘンオフィス)にて勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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