内容説明
知的財産法とその関連分野の第一線で活躍する34人の学者が、現代的課題と展望を視野に入れ多角的に論じた画期的論文集。
目次
第1編 特許法・実用新案法(特許法等の解釈論・立法論における転機;職務発明における「相当の対価」の基本的考え方 ほか)
第2編 著作権法(著作権法へのパラダイムへの小論;著作者人格権をめぐる立法的課題;表現の自由と著作権;侵害回避のための開発手段としてのクリーン・ルーム方式再考)
第3編 不正競争防止法・意匠法・その他(裁判例にみる不正競争防止法2条1項1号における規範的判断の浸食;「購買後の混同(post‐purchase confusion)」と不正競争防止法上の混同概念―アメリカでの議論を手がかりに
取引先に対する権利侵害警告と不正競争防止法
EU意匠法制における独自性要件
データベース権によって保護される「投資」の範囲)
第4編 関連分野(「知的財産法と独占禁止法」の構造;知的財産権と属地主義―特許独立の原則の再評価 ほか)
著者等紹介
相澤英孝[アイザワヒデタカ]
一橋大学大学院国際企業戦略科教授
大渕哲也[オオブチテツヤ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授
小泉直樹[コイズミナオキ]
慶応義塾大学大学院法務研究科教授
田村善之[タムラヨシユキ]
北海道大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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