内容説明
続発する談合事件、国際的市場開放の要求を受けて、公共契約の法制度・運用が大きく転換を迫られている現在、その法理論のあり方を問いつつ、実際にいかに運用されているのかを把握する。公正性と経済性の確保を検討し、法理論と実務の融合を目指す。
目次
第1章 公共契約と法をめぐる問題
第2章 一般競争契約優先主義
第3章 契約手続
第4章 契約内容
第5章 契約の履行・契約の解除
第6章 地方公営企業・公法人・特殊法人等の契約
第7章 政府調達と市場開放
終章にかえて―公共契約法の今後の課題