出版社内容情報
特許制度が社会に果たす役割とは何か
?「特許権は社会一般の利益との調和の下に制度設計がなされなければならない」という理念のもと、権利者と社会のバランスを重視する観点から、政治・経済・社会のすべてが大転換期を迎えている現代の特許法を論じる。
2022年までの特許法改正、その間の判例・学説等をフォローし、常に世界の変化を念頭に置いて法解釈を進める、第一人者によるテキスト。
内容説明
特許制度が社会に果たす役割とは何か。2022年までの法改正、その間の重要判例・学説等をフォローし、常に世界の変化を念頭に置いて法解釈を進める、第一人者によるテキスト。
目次
第1章 総論(序章;工業所有権法の沿革)
第2章 特許権(権利の発生;権利取得;異議・審判・再審・判定;審決等取消訴訟;特許庁長官等の処分に対する取消争訟;特許権の特質;特許権の効力;侵害;取引の対象としての特許権;権利に伴う義務;特許権の存続期間と消滅;刑事罰)
著者等紹介
中山信弘[ナカヤマノブヒロ]
1945年浜松にて出生。現在、東京大学名誉教授、弁護士、日本学士院会員。この間、産業構造審議会委員知的財産政策部会長、工業所有権審議会会長、関税・外国為替等審議会会長、知的財産戦略本部員、国立国会図書館納本審議会会長、(財)知的財産研究所会長・理事長、文化審議会委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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