内容説明
規制、規制緩和、再規制、そして…歴史は繰り返されるか。金融大国アメリカを理解するための基本書。連邦国家アメリカ特有の事情に留意しつつ、アメリカの銀行規制の全体像を、多くの事例や歴史的事実を散りばめ、鮮やかに活写した概説書。アメリカをルーツとするわが国の銀行規制の今後を考えるための道しるべ。
目次
第1章 規制の基本構造(二元銀行制度;規制の対象 ほか)
第2章 銀行の規制(参入規制;業務規制 ほか)
第3章 銀行と系列会社の規制(銀行持株会社と子会社;規模の拡大 ほか)
第4章 銀行の健全性維持と破綻処理(預金保険;財務の健全性 ほか)
第5章 国際銀行業の規制(銀行の海外業務の規制;外国銀行の規制)
著者等紹介
川口恭弘[カワグチヤスヒロ]
1959年大阪府生まれ。1983年神戸大学法学部卒業。現在、同志社大学法学部教授、法学博士。専攻は商法・金融商品取引法・金融法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 建築図学概論