内容説明
超高齢社会に不可欠なプランニングと支援とは。早くから高齢者法の重要性に注目してきたアメリカ社会。高齢者が抱える多種多様な問題への対処をめざす法的プランニングと支援の全体像がわかる。超高齢社会において「法」にできることは何かを考えるための必読書。
目次
第1章 アメリカの高齢者法と専門家法曹の役割
第2章 年齢による差別・区別
第3章 高齢者の医療と終末期のあり方
第4章 高齢者医療制度―メディケア(Medicare)
第5章 高齢者医療制度―メディケイド(Medicaid)
第6章 高齢者の住まい―ナーシング・ホーム等
第7章 高齢者の経済的基盤
第8章 成年後見制度とそれに代わる仕組み
第9章 アメリカにおける財産承継と生前信託
第10章 高齢者虐待
第11章 アメリカ高齢者法から学ぶこと
著者等紹介
樋口範雄[ヒグチノリオ]
1951年新潟県生まれ。1974年東京大学法学部卒業。現在、武蔵野大学法学部特任教授、東京大学名誉教授。著書に『親子と法―日米比較の試み』(弘文堂、1988、日米友好基金賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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