出版社内容情報
教育相談の基本的な知識から、SNSいじめや児童虐待など最新のテーマまでをわかりやすく解説した概説書
12年ぶりに改訂された「生徒指導提要」(文部科学省)の反映に加え、SNSいじめやヤングケアラー、虐待など、児童生徒をとりまく最新の課題に触れ、彼らへの支援のあり方を考察した一冊です。
本書の中心的な読者対象は、小学校・中学校・高等学校の教員になることを目指して教職課程を履修している大学生です。教員になる前から知っておいてほしい、教育相談に関する基礎知識を分かりやすく伝えることが本書の第1の狙いです。
およそ6歳頃?18歳頃までの児童・生徒・学生に関する学術的知見は、教育学だけでなく、心理学、脳科学、精神医学などを含めて日進月歩です。
かつて、教育相談を大学等で学んだ現役の教員にとっても、これらの最新知識にふれることができるように本書はまとめられています。これが本書の第2の狙いです。教員免許更新のための講習会などの参考書としても役立ちます。
目次
第1部 教育相談で学ぶこと
第2部 教育相談に必要なメンタルヘルスの知識
第3部 教育相談の実際
第4部 教育相談における基本的態度
第5部 教育相談に役立つ心理支援
第6部 教育相談のための連携と協働
著者等紹介
津川律子[ツガワリツコ]
日本大学文理学部心理学科教授
山口義枝[ヤマグチヨシエ]
日本大学文理学部心理学科教授
北村世都[キタムラセツ]
聖徳大学心理・福祉学部心理学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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