出版社内容情報
授業の予習や通信教育の独習に適した初学者向けの大学テキスト
行政法には、憲法典・民法典・刑法典といった一般的な法典が存在していません。したがって、行政法を理解するためにはさまざまな個別法に共通する基本事項・基本原理をまず把握しなければなりません。
本書は、大学での講義用の教科書として執筆されたものであり、行政法の初学者にとってもわかりやすいよう、基礎的事項について平易な解説をこころがけています。
その基礎をふまえたうえで、現代行政の実態に即した法理論のあり方に読者の関心が向いてくれることを企図しています。
目次
行政と法
行政法の法源
行政活動の担い手
行政過程と法
行政行為
行政立法(行政基準)
行政計画
行政指導
行政契約
行政上の義務履行確保の手段〔ほか〕