内容説明
妻、長女、長男、次女、次男が発達障がい。一般の人と、家族の感覚にあまりに開きがあることから、だから、家族は「火星人」宣言!四コマ漫画は、失敗を明るく乗り越えるため父が作った“取扱説明書”。平岡さんちの毎日は、いつも笑顔がたえません。
著者等紹介
平岡禎之[ヒラオカサダユキ]
1960年、沖縄県生まれ。’83年、コピーライターとして広告代理店に勤務。’85年よりCMディレクターを兼務。これまで600本以上の広告制作に携わる。「JIMA(全国百貨店協会)最優秀コピーライター賞」など、広告関連の受賞多数。「第6回おきなわ文学賞」二席受賞(小説部門・随筆部門)など、文芸作品の執筆活動も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
50
初めは著者さんがどれだけ大変だったのだろうかとお気の毒に感じていましたが。全く裏切れた(良い意味)ように感じます。目から鱗です。皆バラバラのようで似ているところもたくさんある家族。今の世の中の複雑さやスピードには付いていくのが難しいのかもしれませんが、外部の支援と家族協力しあって就職、結婚と繋げていくことが出来たこと、読んでいて私も嬉しくなりました。取扱説明書、素晴らしい発想だと思います。本人にも必要でしょうし、周りの人々も知っておいた方がより生き易くなると思いました。共感覚の意味がはっきり分かりました。2014/08/06
あん
49
家族6人のうち5人が発達障がいの作者さんが、家族を守るために作った取扱説明書のお話です。 5人は自分たちのことを『火星人』と称し、火星人であることはアイデンティティだと宣言しています。 宣言することで堂々と生きていこうとしているところが素晴らしいです。 環境さえ整えば、個性的な素晴らしい力を発揮できる可能性を秘めています。 私達はもっと理解を深めていかなくてはならないと思いました。2014/07/27
なるみ(旧Narumi)
28
読友さんのレビューから本書を知り、やっと読むことができました。発達障がいの妻、子ども4人について、お父さんの立場から書かれた一冊で、読み始めたらあっと言う間の読了でした。それぞれ違う5人について、わかりやすい文章で書かれています。特にお子さん4人については、成人して社会人となり、ご結婚された娘さんもいらっしゃるので、お子さん方の幼少期から成人期を明るく読ませてもらい、大変勉強になった、でもけっして堅苦しくない一冊でした。2016/02/09
とらこ
26
6人家族の、5人が発達障がいという一見ヘビーでしかないリアルを分かり易く書かれている。なかなか周知されている訳ではないので誤解を受けやすいご家族。特性がまちまちで動物に例えているところが理解しやすかった。沢山のアイデアでサポートし合う家族。ラストの『普通なんかおさらばしたらいい。堂々と胸はって、火星人として最高の生き方をしていけばいいのよ』という母親。とても素敵な家族だと思った。2014/08/10
鈴
24
自分以外の家族全員が発達障害。理解してこうなるまでには、並大抵の大変さではなかっただろうと思うが、とにかく愛に溢れている。発達障害じゃなくても、誰しも他人から見れば「おや?」と思われるところは、多かれ少なかれあると思う。それを少しでも理解して歩み寄ってあげられるのが家族なんだなぁ。自分のものさしに子供を合わせようとしてはいけないんだと諭された気がする。2014/10/12




