どん底から這い上がった起業家列伝

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334977566
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0095

目次

1 すしざんまい喜代村社長・木村清(61)―パイロットの夢破れるも、新コンセプトの寿司屋チェーンで快進撃
2 カレーハウスCoCo壱番屋創業者・宗次徳二(65)―天涯孤独な人生から、ギネス認定の世界一カレーチェーンを築き上げ
3 ライフコーポレーション会長・清水信次(87)―焼野原からスタートし、日本最大の食品スーパーへ飛躍
4 リンガーハット会長兼社長・米濱和英(69)―兄弟力合わせ新天地で再出発、長崎ちゃんぽんで全国を席巻
5 雪国まいたけ社長・大平喜信(65)―貧乏と学歴差別のハンディをバネに、きのこ業界の頂点に
6 東洋ライス社長・雜賀慶二(79)―「無洗米」「金芽米」と、大ヒット商品を連発
7 堀場製作所創業者・最高顧問・堀場雅夫(88)―敗戦で研究者の道を断念、学生ベンチャー第1号に
8 ガリバーインターナショナル会長・羽鳥兼市(73)―詐欺に引っ掛かり、一文無しから中古車販売事業で大成功
9 アキュラホーム社長・宮沢俊哉(54)―成功と失敗を繰り返した末、革命的なシステムを開発
おわりに―成功の決め手は、「着眼力×突破力」

著者等紹介

松崎隆司[マツザキタカシ]
1962年東京生まれ。中央大学法学部を卒業後、経済誌出版社に入社。記者、専門誌編集長などを経て2000年1月に経済ジャーナリストとして独立。経営者を中心に経営戦略論、リーダーシップ論、M&A、事業承継などを「日刊ゲンダイ」、「エコノミスト」、「プレジデント」、「日経ビジネス」、「リベラルタイム」、「ニューリーダー」などで取材している。経営塾が出版している月刊誌「BOSS」の「新経営人国記」では出身県別に300人以上の経営者、政治家、官僚などを取材した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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きみたけ

44
著者は経済ジャーナリストの松崎隆司氏。日刊ゲンダイの「語り部の経営者たち」で連載した記事を大幅に加筆した一冊。人生のどん底から這い上がった9人の起業家の物語。メインバンクの貸し剥がしに負けなかったすしざんまいの木村清社長、詐欺による会社の倒産を乗り越えたガリバーの羽鳥兼市社長、下請けいじめに耐え中小企業でも生き残れるビジネスモデルを作ったアキュラホームの宮沢俊哉社長など。どの人もそれぞれの業界の問題点に着眼し、顧客目線で新しいビジネスを展開して成功しています。成功の決め手は「着眼力」と「突破力」ですね。2021/11/21

nizimasu

3
誰もが知っているベンチャーの創業者の中でもたたき上げに着目した人選でその人となりとこれまでの経営に迫るノンフィクション。ガリバーにココイチ、ほくととかなじみの会社も時代の背景や事業の失敗など切羽詰まってそこから這い上がるエピソードのどれもが美しい。ものすごいバイタリティに感服2014/01/19

トーマスぱぱ

1
「逃げずに前向きに取り組めば、どんなに窮地にあっても、きっと活路を見出すことができる。神は超えられない試練を与えないといいますが、逆境というのは実はチャンスなんだとつくづく思いました」。その言葉通りに実践してきた人たちの生き様に、勇気とやる気をもらった。ピンチの時、逃げないで立ち向かい突破する人でありたい。2016/01/17

たむたむ

1
「相手(買い手)の立場になって考える」「成功するまで諦めない」この2点が全ての起業家に共通しているようだ。どの起業家もすべからく努力を重ねていることや、仕事に情熱を持って取り組むことによって、ヒントやアイデアをかぎ分ける「嗅覚」が得られるようになるという内容には励まされた。2014/03/26

さと

0
昔気質の創業者を紹介した本。一人一人について、割りとあっさり書かれているので、どんどん読み進めることができる。もっと詳しい生き様を知りたい場合には専門の書を読めばよい。何人か気になった人がいたので、少し追ってみようかな。2013/12/13

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