内容説明
自動車の歴史をたどることは、戦後日本の「政治」「経済」「社会」「消費」「流行」など、さまざまな分野のできごとを読み解く作業である。「工業化の推進」「貿易摩擦」「エネルギー問題」「環境対策」から「家族形態」「デート」まで、時代の変遷が見えてくる―生まれていなかった時代の様子も、わかりやすいクルマの話でコンパクトに把握できる格好の書。
目次
戦後、GHQ統制下で再スタートした1940年代
三輪衰退からセダンの隆盛を迎えた1950年代
高度成長で大衆車が爆発的に普及した1960年代
クルマの進化とともに公害に悩まされた1970年代
高級化、多様化でひとつの頂点に達した1980年代
成長鈍化で業界が合従連衡の嵐となった1990年代
スペックよりエコ。新時代に突入した2000年代
著者等紹介
大貫直次郎[オオヌキナオジロウ]
1966年神奈川県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。自動車専門誌の編集記者などを経て、クルマ関連を中心としたフリーのエディトリアル・ライターに
志村昌彦[シムラマサヒコ]
1964年北海道生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。生命保険会社国際投資部、総合情報誌編集記者(政治、経済ほか)、心理学系雑誌編集長を経て、フリーエディター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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