内容説明
福岡地検「捜査情報漏洩」の露見で潰えた一大汚職事件捜査、金丸信が脱税事件の取調べで得意げに語った伝説の名せりふ、加藤紘一私設秘書の脱税事件の次に特捜部が狙っている「口利き利権」、女性スキャンダルで辞職した検察幹部が知人に吐露した真相、etc.修羅場を生き抜く検事たちの凄絶な実像。封印された真実に迫る検察本の決定版。
目次
第1章 瓦解した捜査
第2章 政治家逮捕
第3章 検察内部の権力闘争
第4章 検事という職業
第5章 傷だらけの特捜物語
第6章 国税、警察との緊張関係
第7章 正念場の特捜検察
著者等紹介
村串栄一[ムラクシエイイチ]
1948年12月、静岡県生まれ。明治大学政経学部卒。中日新聞社入社。東京本社(東京新聞)管内支局勤務のあと同本社社会部に。司法記者クラブ、国税庁、司法記者クラブキャップ、事件遊軍キャップなどを担当。社会部デスクを経て特報部デスクに。撚糸工連事件、平和相互銀行事件、リクルート事件、金丸脱税事件、二信組事件など多数の事件取材にかかわる。現同本社写真部長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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