出版社内容情報
自然科学的な話題から歴史上のエピソードまで、誰かに語りたくなる海の住人たちの魅力的な物語を0代のフランス人研究者が紹介。
内容説明
海の中ならどこでもクジラの歌声が聞こえる、サケは海の中で故郷のにおいを嗅ぎ分ける、ニシンのおならが冷戦の緊張を高める…少年時代、イワシに話しかけられた(!)著者が読者に披露するのは、海の生き物たちが人間に語りたがっている“物語”。自然科学的な話題から歴史上のエピソードまで、海の魅力を余すところなく伝える海洋エッセイ。あなたの人間生活に役立つ魚からのヒントもたくさん!フランス政府(高等教育・研究・イノベーション省)による「科学の醍醐味」賞2021年最終候補。
目次
魚はみんなしゃべっている
音が絶えない世界
イワシのように詰められる
小さい魚もやがて大きくなる
貝と甲殻類
今日のおすすめ
魚の絵を描いてみよう
道路の下のウナギ
シー・サーペント
海は鏡
海との会話
よいマグロを見つける
終わりは…魚のしっぽのようにすっきりと
著者等紹介
フランソワ,ビル[フランソワ,ビル] [Fran〓ois,Bill]
海の世界に熱い情熱を持つ物理学者・自然保護活動家。現在、パリ高等師範学校の博士課程で流体力学を研究中。2019年にスピーチ大会「グラン・トラル」にて優勝し、『はぐれイワシの打ち明け話―海の生き物たちのディープでクリエイティブな生態』の出版権利を獲得した
河合隼雄[カワイハヤオ]
仏語・英語翻訳者。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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