出版社内容情報
自分の容姿に自信が持てない「ランプル・バターカップ」が、引きこもり生活を脱し、外に出て人と交流するまでを描いた大人の絵本。
内容説明
ランプル・バターカップはガタガタの歯が５本、かみの毛が３本、はだはみどり、そして左足は右足よりすこし大きかった。ちょっと変わっていたんだ…。さあ、ランプルとキャンディコーン・カール（ランプルがおかしのくずでつくった架空のともだち）といっしょに、「自分らしさ」のよろこびをみつけにいこう。
著者等紹介
ギュブラー，マシュー・グレイ［ギュブラー，マシューグレイ］ ［Ｇｕｂｌｅｒ，Ｍａｔｔｈｅｗ Ｇｒａｙ］
俳優、監督、作家、画家として活躍。手品も得意。『バナナのかわをのっけたら―ランブル・バターカップのおはなし』が初めての著作となる
久保陽子［クボヨウコ］
鹿児島県生まれ。東京大学文学部英文科卒。児童書編集者として出版社勤務ののち翻訳者に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケ・セラ・セラ
13
自分は異質だから受け入れてもらえないに決まってると自ら線を引いてこもってしまう。バナナの皮をのせたいようなことは、誰しも持っているんだよ。タイトルと表紙から楽しげな作品のように見えるが「だからすばらしいんだ」「世界中のランプルへ」作者からのメッセージ本。2020/05/28
mntmt
13
人それぞれ個性があるから、世界は楽しい。2019/10/17
らびぞう
6
海外TVシリーズ「クリミナル・マインド FBI行動分析課」のドクター・スペンサー・リード役で、人気を博した、俳優マシュー・グレイ・ギュブラーが、書いた絵本。マシューらしさが、キラキラ垣間見える一冊だ。可愛くシンプルな絵には、活字が似合わない。なので、丁寧で可愛い文字を清水真理子さんが手掛けている。この文字のおかげで、マシューの描く主人公ランプルの邪魔にならない。そうして、文字は、同じ絵の中に溶け込んでいる。みんなで、バナナのかわを頭にのっけてみると、きっと笑顔になれる。ステキな絵本をありがとう。2022/11/11
もくれん
3
見た目がどんなに違っていても、こんな風にありのままに、だれもが互いに認め合えたらなと思う。2025/04/27
tow
3
#クリミナルマインド の @GUBLERNATION さんが作った絵本。みんな違ってて当たり前なんだよ、さあ、パレードに行こうぜ、見るだけじゃ、つまらないだろ。ってストーリー。ホロリとくる一冊。2020/05/14
-
- 和書
- 医事刑法への旅 〈１〉
